【チームプレイヤー必見】映画「イミテーションゲーム」から学ぶ、突き抜けたチームとは?
こんにちは、なすびです。
映画「イミテーションゲーム」をご存じでしょうか?
これは、第二次世界大戦中のイギリスで、天才数学者チューリングらがナチスの暗号を解読するという、実在のお話です。
この映画には、壮大なプロジェクトを達成するためのヒントがいくつもあるので、まとめたいと思います。
「イミテーションゲーム」を見ていないという方でもわかるように書きましたので、ぜひご覧ください。
✓この記事でわかること
- 大きな革新を生むチームはどんなもの?
- ”天才”は何を必要としているか?
- ”天才”でない人はなにをすべきか?
大きな革新を生むチームとは?
一言で言えば、「突き抜けた天才と周りの秀才」でできたチームです。
映画に出てくる暗号解読チームは、主人公の突き抜けた天才チューリングを中心に、イギリス中から集められた秀才たちで結成されていました。(ちなみにチューリングは、「AIの父」と呼ばれる本物の天才です。周りの秀才は言語学者やチェスの世界王者などです。)
壮大なプロジェクトを達成するには、天才がアイデアをつくり、それを理解した秀才たちが実現するという原則があります。
現代で言ったら、「壮大なビジョンを描く経営者と、それを現実に落とし込める社員たち」だと思います。ジョブズのいたアップルを想像するとわかりやすいですね。
”天才”がいるだけでも、”秀才”がいるだけでも壮大なプロジェクトは達成できません。
なぜ天才だけでは大きな発明ができないのか?
”天才”がいれば十分なのでは?と思うかと思います。しかし、それだけでは不十分です。
映画で、「チームに馴染めなかった主人公が一人で開発をするも結局失敗してしまう」というシーンがあります。
失敗した理由は、資金の援助がもらえなくなったからです。
開発にはお金がかかるので、お金を得るために自分のアイデアを伝えなければいけません。でも、多くの天才にはそれが難しいのです。
なぜなら、天才にはサイコパスが多いからです。サイコパスとは「傲慢で、他者に共感できず、自尊心が過大」といった特徴を持つ人です。事実、天才やCEOにはサイコパスが多いというデータもあります。(https://www.businessinsider.jp/post-167512)
他人の気持ちが分からないから、自分の考えに賛成しない人間が理解できない。だから、アイデアが優れていても相手に伝わらず、お金をもらうことができないのです。天才には、自分のアイデアを理解できて、さらにそれを世の中にわかりやすく説明できる”翻訳家”が必要なのです。
主人公には、自分の考えを”翻訳”できる人が周りにいたので、プロジェクトを成功させることができました。
”天才”ではない人は、”翻訳家”になれるようにしよう
僕も含め、大半の人は”天才”ではありません。
しかし、そんな我々でも大きなプロジェクトができないわけではありません。”天才”ではない人間は、”秀才”な”翻訳家”になればよいのです。
秀才な翻訳家とは、
- 天才の言ってることが理解できるだけの知識がある
- 天才のアイデアを世の中にわかりやすく伝えるスキルがある
という人だと思います。
”天才”とは違い、”秀才”は努力してなるものです。知識を蓄えて、天才の考える突き抜けたアイデアを理解できるようにしましょう。
また、世の中の多くの人は天才ではありません。天才の描く壮大なアイデアを世の中の多くの人が理解できるように、伝える力も身につけましょう。
まとめ
「イミテーションゲーム」から学べる、壮大なプロジェクトを達成する突き抜けたチームについて解説しました。
この記事をまとめると、
秀才な翻訳家になれるよう、努力していきましょう。